(↑2005年の有馬記念でディープインパクトを破ったハーツクライ)
ハーツクライと言えば、日本国内で唯一ディープインパクトに土をつけた馬として
知られています。当時はマグレだという見方も多かったですが、
引退してからのハーツクライ産駒たち(ジャスタウェイ、スワーヴリチャード等)の活躍を見ると
ハーツクライは実力馬だったと感じます。
(2005年の有馬記念はルメールの騎乗と戦略が素晴らしかったことも言わずもがなです。)
統計的なデータは他のサイトに譲るとして、
個人的に感じるハーツクライ産駒の特徴は
*大器晩成。成長が遅め。クラシックで勝ったことあったっけ?というレベルの印象。(実際にはワンアンドオンリーがダービー勝ってますし、ヌーヴォレコルトがオークス勝ってます。直線が長い東京競馬場ですね。)
*ズブい。瞬発力ではディープインパクト産駒に負けるが、長い直線だと勝つときがある。
*最後の直線が長い東京競馬場に強い。
*重馬場に強い。(2019年のジャパンカップはスワーヴリチャードが勝ちましたが、やがり重馬場でした。)
*馬体大きめ。今年の朝日フューチュリティステークスを勝ったサリオスの馬体重は538kgでしたね。
そして2019年の有馬記念ですが、
スワーヴリチャード、リスグラシュー、シュヴァルグランと3頭もGI馬が出てきます。
ディープインパクト産駒もフィエールマン、ワールドプレミアなどGI馬が出てきますから
子どもたちの対決の再現に盛り上がりそうですね。
ルメールは2005年の有馬記念、
ズブいハーツクライでディープインパクトに勝つために先行策を取りました。
直線が短めの中山競馬場ですから、
ハーツクライ産駒は上手く先行策をとって、
がんばってほしいです。