2019年11月3日日曜日

【書評】実行力/橋下 徹



元大阪府知事、大阪市長である橋下 徹さんが書かれた本

「実行力」を読みました。







巨大組織を動かして、数々のプロジェクト、改革を実行されてきた橋下さんのお言葉、

とても勉強になりました。

組織のリーダーだけでなく、

新社会人にもぜひ読んでほしい。

個人的には入社2年目~5年目くらいの、

仕事とはこんなものなのかと触れたばかりの社会人に読んでほしいです。

(大学生とか入社してすぐの社会人は机上の空論のような話になるので、

あまり実にはならないような気がします。)








会社にいると、文句ばっかり言って、何も実行、実現できない人が多々います。

橋下さんはその逆で、とにかく実行、実現、決断、改革されてきた人です。

仕事はそうあるべきだと私も思います。









個人的に1番共感した箇所を引用させていただきます。

仕事というのは、いかに想像力を働かせられるかが、出来不出来を決めます。(省略)

仕事の段取りも、先が読めるかどうかという想像力の問題です。先手先手を打てる人は、常に物事の進み方を想像して、あらかじめ段取りを組んで、対応していきます。


(以上、第5章「上司を動かし、提案を通す」より引用)







この言葉はリーダーどうこう関係なく、すべての社会人が心がけるべきことだと共感しました。

仕事をしていて、想像力というのは本当に1番大事なんじゃないかと思います。

逆に一緒に仕事をしていて、こいつは使えないなと思うやつは、全然想像していない場当たりてきな奴たちです。

個人的に加えさせてもらうと、最高のケースと最悪のケースを一回想像することも大事だと思います。

最悪なケースの場合は、それを防ぐためにはどんな手を打たないといけないのか考えないといけないと思います。









また大阪の政治の場に、

橋下さんが戻ってきてほしいと、この本を読んで改めて思いました。

1 件のコメント:

  1. 【追記】

    他にこの本を読んで心に残ったのは、

    『ビジョンがあっても「実行プラン」がなければ、何も動かない』という箇所。

    イギリスのEU離脱は、ブレグジットは何の実行プランもないまま国民投票で離脱が決まってしまったため混乱を招いたと分析されていました。

    大阪都構想は2年かけて実行プランを準備して、住民投票にかけたそうです。



    何を進めるにあたっても、想像力を働かせて、厳密に実行プランを用意することが大事だと思いました。個人的には起業したいと思っているので、漠然と思ってるだけでなく、具体的にどれくらい自己資金が要るかとか、受注はどれくらい作れば採算とれるかとか、考えないといけないと思いました。

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