一口馬主をする際に、
大事なファクターとなってくるのが血統。
血統をわからずして、一口馬主をしてはいけないと思います。
そして今はやっぱりなんといってもディープインパクト産駒が全盛の時代。
この春のGIで大阪杯を勝ったアルアインも、
桜花賞を勝ったグランアレグリアもディープインパクト産駒。
過去をたどれば、サトノダイヤモンド(菊花賞、有馬記念)やジェンティルドンナ(牝馬3冠、ジャパンカップ、有馬記念)などの名馬が産まれてきました。
このディープインパクト産駒をどう評価するかは、
一口馬主をする上で、とても重要になってきます。
ディープインパクト産駒は2010年から走り始めていますが、
その特徴として定説で言われるのは
「距離は中距離向き(1600m~2400m)」
「早熟傾向」
「フィリーサイアー(産駒は牝馬の方が牡馬より比較的よく走る)」
ということです。
そしてそれをまとめられたような定説で
「ディープインパクト産駒は古馬の牡馬で長距離GI(2,000m)以上を勝てない」
ということがまことしやかにささやかれていました。
(以前にスピルバーグが天皇賞・秋(2,000m)を制しましたが、古馬の牡馬に限ると去年まではそれが唯一でした。)
ということで、なんといっても注目されるのは
天皇賞・春(3,200m)を勝ったフィエールマン!
文句なしの強い勝ち方で、ディープインパクト産駒として初めて天皇賞・春を制しましたね。
フィエールマンの特徴としては、
古馬(4才)ではあるけれどキャリア6戦目で天皇賞・春に臨んだこと。
母・リュヌドールは外国から連れられてきた牝馬であることということが挙げられるかと思います。
最初は驚異的な強さを見せても、
キャリアを積むごとに脆さを見せていったディープインパクト産駒は今までたくさんいました。
そういう意味でも、これからのフィエールマンに大注目です。
【追記】
返信削除この記事を読んで、「え?ディープインパクト産駒って長距離勝ちまくってるじゃん、日本ダービーも菊花賞も勝ちまくってるよ」と思う人がいるかもしれませんが、
ディープインパクト産駒がよく言われるのは古馬になってから弱くなるというお話です。
3才のクラシック戦線に限って言えば抜群の強さかと思います。
キズナ、ディーマジェスティ、マカヒキ、サトノダイヤモンドなど、クラシックでは目を引く強さを見せた馬も、古馬になると普通の馬になってしまう現象が多々目撃されています。
そういう意味でフィエールマンはこれからも強いのか、それとも他の馬と同様に弱くなっていくのか注目されます。
ちなみに今年の天皇賞・春は2着に入ったグローリーヴェイズもディープインパクト産駒ですね。
【追記】
返信削除あとディープインパクト産駒について言われるのは、第4コーナーまでスローペースで来て、直線ヨーイドンの勝負になれば長距離でも強いと言われますね。
ディープインパクト産駒を切るかどうかは、逃げ・先行の馬が多く、ハイペースになりそうかどうかということを考えたいところですね。
宝塚記念はディープインパクト産駒はマカヒキとアルアインが出走します。12頭立てで少数ですし、逃げ馬がいないのでペースはある程度ゆっくりで、直線ヨーイドンになるんじゃないかと思います。
返信削除そこでディープインパクト産駒がどのような競馬を見せるか注目したいです。(マカヒキは年齢的にもピークを過ぎて難しいかもしれないですが、アルアインは馬券に絡んでくるのか注目したいです。)
【追記】
返信削除宝塚記念はハーツクライ産駒のリスグラシューが優勝でしたね。2着はルーラーシップ産駒のキセキでした。
しかし菊花賞は1着ワールドプレミア、2着サトノルークスでディープインパクト産駒のワンツーでした。やはりディープインパクト産駒のクラシックでの強さが発揮されましたね。
【追記】
返信削除ジャパンカップ2019年はハーツクライ産駒のスワーヴリチャードが勝ちましたね。
重馬場やったし、ディープインパクト産駒にはきつかったかな。1番人気だったレイデオロ、2番人気だったワグネリアンともに勝てませんでした。
2着に入ったカレンブーケドールもディープインパクト産駒ですが、3歳牝馬ですから、斤量が古馬の牡馬より4kg軽いですからね。それが大きいですよね。
【追記】
返信削除本日行われた朝日フューチュリティステークスは、ハーツクライ産駒のサリオスが優勝しました。サリオスはハーツクライ産駒らしいイカつめの馬体を持っていて、馬体重538kgとは驚きですね。この馬体重だと距離は1600mが限界かな!?と思うんですが、どうでしょうか?
皐月賞が楽しみです。
2歳のGIでディープインパクト産駒が勝っていないのは珍しいですよね。(阪神ジュベナイルフィリーズはダイワメジャー産駒のレシステンシアが優勝しました。)
【追記】
返信削除一口馬主で成功されている方とお食事させていただいんですが、血の濃度が濃くなってくると牝馬が強くなってくるという話をされていて、なるほどなと思いました。
サンデーサイレンス/ディープインパクトの血筋が濃いこのご時世に合わせて、牝馬が強いです。
エアグルーヴ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイ、クロノジェネシスなどなど、牝馬が強い時代。これは血の濃さと関係があるかもしれません。
【追記】
返信削除それと関連あるのかないのかわからないけど、ディープインパクト産駒で走っているのは、相手は外国産馬。
日本で走った牝馬相手だと、なぜか子どもは走らない。ディープインパクト産駒の謎。
弥生賞でサトノフラッグが勝ちましたね。第3コーナーからまくって、ディープインパクトの現役時代を彷彿させる強い勝ち方でした。
返信削除【追記】
返信削除ディープインパクト産駒は、母が外国産であることが強い条件と言われていますが、
GIを勝っているディープインパクト産駒の母父で多いのはストームキャット、アンブライドルズソングですね。
今年のクラシックで注目されるコントレイルの母父はアンブライドルズソングです。サトノフラッグの母父はノットフォーセールです。皐月賞が楽しみすぎます。
【追記】
返信削除コントレイルは皐月賞を圧勝しましたね。サリオスとのライバル対決、引き続き楽しみです。
今年の天皇賞・春もフィエールマンが出てきますね。去年に優勝してることから1番人気になりそうですが、血統の統計データから推測すると、フィエールマンは切った方がいいですね。
ディープインパクト産駒の牡馬で5歳になってから中距離~長距離のGI勝ってる馬はいないはず。
さあどうなる?
【追記】
返信削除天皇賞・春2020もハナ差でフィエールマンが優勝しました。
大阪杯がGIにグレードアップしてからの天皇賞・春はやはり現状レベルが下がったような印象を受けます。他の古馬GIで3着にも入らないフィエールマンが連覇することになるとは。。。
【追記】
返信削除もうすぐマイルチャンピオンシップですね。今年は京都ではなく、阪神競馬場で行われます。
ディープインパクト産駒のグランアレグリアが1番人気になるでしょうね。
負けるとしたら内枠に入って、内に閉じ込められるパターンしか考えられませんね。グランアレグリアの母父はTapit(タピット)です。
【追記】
返信削除有馬記念2020はバゴ産駒のクロノジェネシスが優勝しました!
2着にサラキア、3着にフィエールマンで、ディープインパクト産駒は有馬記念でも存在感を見せましたね。
フィエールマンは天皇賞・秋もアーモンドアイに迫る2着でしたし、歴代のディープインパクト産駒の牡馬でここまで古馬で活躍した馬はいなかったのではないでしょうか。
血統的には母系にニジンスキー、ミスプロが入ってることくらいしか特徴が見いだせないですが、種牡馬としてはキズナやサトノダイヤモンドといった他のディープ産駒と違う系統になっていきそうですね。
しかしサラキアも5歳牝馬で強くなった晩成型のディープ産駒という点で珍しいですよね。こちらも母系にニジンスキーが入っています。