菊花賞はルメール騎手が騎乗のアーバンシックが勝ちました。
去年の菊花賞のときの記事に書いたけど、ルメール本当に長距離は結果を出す騎乗で感動します。
普通の騎手だったら消耗しそうでもルメールだったら長距離こなせるみたいな馬いっぱいいると感じます。
さて結果です。
1着 13 アーバンシック (スワーヴリチャード産駒) 2番人気 クリストフ・ルメール
2着 16 ヘデントール (ルーラーシップ産駒) 4番人気 戸崎圭太
3着 17 アドマイヤテラ (レイデオロ産駒) 6番人気 武豊
今回の菊花賞の予想で何が面白かったって、
上位人気馬がヘデントールを除いてみんな馬体重が500kgを超える大型馬ということでした。
1番人気 ダノンデサイル 522kg
2番人気 アーバンシック 510kg
3番人気 コスモキュランダ 512kg
5番人気 メイショウタバル 502kg
キタサンブラックなどの例外的な怪物を除いて、
大型のステイヤーは少ないのがセオリーですから、
この菊花賞は荒れそう!?と思い
長距離の神ルメールが乗るアーバンシックは軸で買いつつ
中距離馬っぽいコスモキュランダとメイショウタバルは切って穴馬狙いしたんですけど、
アドマイヤテラを軽視してしまい、馬券は外してしまいました。
アドマイヤテラ、枠順出る前は良いなと思っていた馬でしたが
外枠の奇数17番はつらいと軽視してしまいました。
今回の菊花賞、前半は前目のポジションが出入りが激しく、
競馬は先行して内前を走るのが有利というのがセオリーですが、
前半に前の方を走った馬には消耗が激しく、
大人しく最初の1周は後方につけた馬に有利に働いた展開になったと感じました。
アドマイヤテラのように外枠に入って前目で先行するのを諦めた馬には結果的に良かったですよね。
今回の菊花賞で後方にポジションをつけた馬に展開が向くレースもあるんだなと勉強になりました。
(後方にいる馬に展開向くのって、前半にペース速いだけじゃないんだなと。)
自分は個人的には内の偶数枠で人気薄の馬ミスタージーティー、ウエストナウ、
あとシュヴァルグラン産駒でスタミナありそうなので距離延長がプラスに働きそうなメリオーレムと
馬体重が少なめのエピファネイア産駒でブローザホーンを思い出させるビザンチンドリームを
穴で狙ってたんですけど、外してしまいました。
人気薄で上位に来た馬の特徴(アドマイヤテラ3着、メイショウラプンタ4着)を見ると、
前走が馬券内に来ている好走をしているのがポイントだと感じました。
スタミナある馬は大負けはしないはずだし、
前走で好走しているということは秋に調子が良いということですからね。
このフィルターで考えたら
ミスタージーティー 前走 神戸新聞杯10着
ウエストナウ 前走 神戸新聞杯11着 は軽視できたんですよね。
来年は当たりそうだと感じた菊花賞2024でした。
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騎手レース後コメント
返信削除1着 ドウデュース (武 豊 騎手)
「ある程度腹を括って、ラストにかけるレースをしたいと思っていました。(ペースは)遅かったですが、これしかないと思っていました。何とか届いてほしいという気持ちだったのですが、ものすごい末脚だったので、この馬の本来の末脚が使えたので大丈夫だと思いました。本当に強いですね。もうすごく強い馬ですが、いつも結果を出せる馬ではなくて、もちろん今まで僕も上手くエスコートできないレースもありました。今日は絶対に結果を出さなければいけないという強い気持ちで乗りました。今日の勝利は本当に嬉しいですね。ドウデュースと勝てたことが本当に嬉しいです。」
2着 タスティエーラ (松山 弘平 騎手)
「馬の雰囲気もスタートも良かったですし、良いリズムで走ってくれました。追い出してからしっかり伸びてくれましたし、あと少しでしたが、勝ち馬の決め手に負けてしまいました。良い馬に乗せて頂きチャンスを頂いたのに結果を出せず悔しいですが、馬は力を示してくれましたし、まだまだやれると思います」
3着 ホウオウビスケッツ (岩田 望来 騎手)
「理想通りにゲートを出てくれて、理想の位置で進められました。GIとしてはスローペースで行けましたし、手応えも良く、セーフティーリードをとろうと早目に仕掛けました。ラスト100mで止まってしまいましたが、3着に粘ってくれて力のある馬です。1着馬と2着馬はGI馬ですし、もっと力をつけて倒せるよう、次はリベンジしたいと思います」
4着 ジャスティンパレス (坂井 瑠星 騎手)
「調教よりも返し馬の方が感じがよかったです。ゲートで一瞬も出られそうなタイミングがなく、ポジションが後ろになってしまいました。道中は感じが良く、勝負に行きましたが、結果的には下げて外に出していればもう少し際どかったかもしれません」
6着 ベラジオオペラ (横山 和生 騎手)
「すごく頑張ったと思います。先生やスタッフが言っていた通り、本調子ではないなと思わせる中での返し馬で、スタートはいつも通り決めて、逃げ馬の真後ろにつけて、勝負しにいった結果の6着ですがから、頑張ってくれたと思います。次が無事ならと強く思います」
7着 ソールオリエンス (横山 武史 騎手)
「馬は古馬になり成長していると感じます。2000mでもポジションを取れましたし、いい競馬ができました。最後まで脚を使っていますし、メンバーは強かったですが着順ほど負けていないですし、まだまだこれからなのでこれから先が楽しみです」
8着 レーベンスティール (C.ルメール騎手)
「外枠は厳しかったです。我慢はできましたが、このペースで後ろからでは、勝った馬以外は大変です。精一杯走ってくれました。またトライしたいです」
9着 ステラヴェローチェ (佐々木 大輔 騎手)
「このペースでも力みが取り切れなかったです。その中でしまいは伸びてくれているのですが、直線で不利を受けました。それがなければもう少し伸びていたんじゃないかなと思います」
10着 ニシノレヴナント(田辺 裕信 騎手)
「久々の二千で、この時期のGⅠは時計も速いのでどれだけついていけるかと思いましたが、向正面でスタートで置かれた分はしっかり取り返せました。直線も思ったより脚をよく使ってくれていました。メンバーは強かったのでこの着順ですけど、何頭か有力馬を負かしてきたし、この馬に合った条件が整えばチャンスはあると思います」
11着 ノースブリッジ (岩田 康誠 騎手)
「つっかけてしまって体勢が悪くなってしまって、しっかり前に出て行かなかったです。イメージとしては逃げるぐらいのつもりでいたんだけれども…」
13着 リバティアイランド (川田 将雅 騎手)
「返し馬の雰囲気も良く4コーナーまで抜群の手応えでこられましたが、これだけ動けなかったのは初めてです」