2024年7月15日月曜日

函館記念2024はホウオウビスケッツが勝利!良馬場でも荒れる特殊な洋芝の函館競馬場


函館記念2024は

前走が巴賞で上位の馬は函館記念で飛ぶというジンクスを吹き飛ばして、

1着 12 ホウオウビスケッツ (マインドユアビスケッツ産駒) 

2着 4 グランディア (ハービンジャー産駒)

3着 9 アウスヴァール (ノヴェリスト産駒)

という結果となりました。





その前の週の7月7日は函館がなかなかの雨で、

これは最終週の函館記念は馬場が荒れて面白いなと期待していたんですけど、

函館記念の週は水曜日から雨降らずで良馬場で、

クッション値が8.3まで戻ってしまいました。

(1週前、7月7日のクッション値は7.1でした。)

結果的には普通に内外の有利不利はフラットな馬場だったように感じます。

そして先行した2頭アウスヴァールとホウオウビスケッツが競り合わず

道中のペースが落ち着いてしまって前にいた馬が有利な結果となりました。

2頭とも馬券内に入りましたもんね。

 




しかし話はちょっと逸れますけど

雨が土曜日から断続的に降っていた宝塚記念2024の週末でも

日曜日の朝のクッション値は8.9でしたから、

函館競馬場、洋芝の特殊性を強く感じます。(穴党としては興奮します。)






個人的な予想の結果としては

アウスヴァールはノヴェリスト産駒だから洋芝が合って良いんじゃないかと思って押さえてはいたんですが、

内前にポジションつける馬は差されると思ってしまい、

ホウオウビスケッツとグランディアは買っておらず、

馬券は外れました。

結果的には先行勢に有利なペースになった印象もありますし、

ハービンジャー産駒、ノヴェリスト産駒など洋芝が合う血統の馬が力を出した印象です。

1着のマインドユアビスケッツ産駒はどうなのか知りません。

今後、長期的に分析していきます。

3連複の払い戻しは12万円超えですからね。

人気薄のアウスヴァールを抑えられていただけに悔しいです。






※函館記念の日は小倉競馬場が大雨・不良馬場だったので、

これは荒れるんじゃないかと期待してメインレースの佐世保ステークス(小倉芝1200m)にも少額を勝負しましたが、

こちらも外しました。

そんな片手間で当てられるほど易しい世界ではありませんでした。

2 件のコメント:

  1. 騎手レース後コメントを参考までに引用させていただきます。

    個人的に推していた人気薄の馬はプラチナトレジャー、サンストックトン、オニャンコポン、エミューでした。最終週でしたが内前が有利で後方からの馬には厳しい展開になってしまいました。ジョッキーたちもそうコメントしています。函館が1か月で終わってしまうのが残念でなりません。

    1着 ホウオウビスケッツ (岩田 康誠 騎手)
    「前回は賞金加算のために勝たなければいけない、取りこぼせないレースでした。今回は行く馬が1頭いるのはわかっていましたし、その後ろでと決めていました。気のいい馬でなんとかなだめて、2コーナー過ぎに落ち着いてくれました。最終日ですが馬場が良く走りやすい馬場で、後続に脚を使わせることができたのがよかったです。」

    2着 グランディア (三浦 皇成 騎手)
    「コーナー4つの右回りは合っています。距離の壁は感じなかったですし、2000mの重賞で結果が出たというのは今後に向けて大きいです。落ち着きすぎているくらい落ち着いていた、というのは成長分でしょう。これから重賞戦線で活躍してくれると思います」

    3着 アウスヴァール (古川 吉洋 騎手)
    「単騎で行けたのが良かったですね。具合も良かったです」

    4着 サヴォーナ (池添 謙一 騎手)
    「もう少し真ん中から外の枠、動きたい時に動ける枠が欲しかったです。ゲートもこの馬なりに出ていますが、道中包まれる形になりました。3・4コーナー中間で外へ出せたのですが、前とは距離がありました。勝った馬にレースをコントロールされてしまいました。終いは長く良い脚を使ってくれています」

    5着 プラチナトレジャー (永野 猛蔵 騎手)
    「状態は結構良いと思っていました。スタートして思ったほど進んでいかず、内ラチ狙いに切り替えました。みんな内ラチ沿いをあけていましたし、4コーナーから直線まで内ラチ沿いにこだわりました。馬場を苦にせず、終いもしっかり脚を使っていましたし、力はあります」

    6着 チャックネイト (佐々木 大輔 騎手)
    「マークする相手を間違えました。13番(デビットバローズ)が早めに下がってきて、行けませんでした。状態は良かったですし、もう1列前に入っていれば結果は違ったかもしれません。申し訳ないです」

    7着 サンストックトン (藤岡 佑介 騎手)
    「前半で思っていたほどついていけず、もう少しポジションが取りたかった。しまいは伸びているだけに…」

    10着 トップナイフ (横山 和生 騎手)
    「休み明けでしたからね。手術をして、ちゃんとスタートが改善されたのはまずは良かった。返し馬ではいかにも休み明けという感じの体の使い方。1回使って順調にいってくれたら」

    11着 アケルナルスター (黛 騎手)
    「前と内が残る馬場。自分のタイミングで動いていけたが、内外(の馬場)が逆なら良かった。きれいに前(の馬)が残りましたね」

    12着 ハヤヤッコ (浜中 騎手)
    「馬はすごく元気で年齢は感じなかった。ただ、馬場が良くて前が止まらなかったし、前めの位置を取りたかったけどそういうタイプではない。勝った2年前とは真逆の馬場で厳しかった」

    14着 エミュー (鮫島 克駿 騎手)
    「インの前有利な馬場で、このクラスだと後ろからでは厳しいですね。これまでと違う競馬をしたことが今後につながれば」

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  2. ちなみに不良馬場で行われた佐世保ステークス(小倉1200m)は

    松山ジョッキー騎乗の
    レッドヒルシューズ(ハーツクライ産駒)が勝利しました。

    小倉が合うんでしょうけど、道悪も得意な馬ですね。
    もちろんキタサンブラックみたいに大きくても道悪をこなす馬はいてるけど
    基本は馬体重が軽い馬が道悪で相対的に力を出す馬が多い気がします。馬体重の大きな馬は実績を見るしかないですね。(走法がピッチ走法とか自分にはわからんし。)

    あとこの日は小倉で松山ジョッキーが4勝の固め打ち。
    血統や馬体重の傾向もありますが、騎手が道悪を得意とするかどうかも
    大事なファクターのような気がします。
    この日の結果だけを見ると和田竜二ジョッキーも上手いのかもしれません。
    これも統計データを取る必要がありますね。

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