スプリンターズステークスは
逃げたジューンブレアと番手でレースを進めたウインカーネリアンが
直線で競り合って伸びて波乱を演出
1着 ウインカーネリアン (スクリーンヒーロー産駒) 牡8歳 三浦 皇成
2着 ジューンブレア (アメリカンファラオ産駒) 牝4歳 武 豊
3着 ナムラクレア (ミッキーアイル産駒) 牝6歳 ルメール
馬連は6万超え、3連複は11万超えで波乱の結果となりました。
1番人気のサトノレーヴは最後伸びて実力は示しましたが、
前の2頭は遠かったですね。
しかしロードカナロア産駒は
高松宮記念は3勝しながらスプリンターズステークスは勝てないという
血統を見る人には面白い結果になっていますね。
自分の予想はとにかく前が有利なこのレースなので、
去年の勝馬ルガルも推していましたし、
人気薄でペアポルックス、ヤマニンアルリフラの2頭を狙っていたんですけど、
ヤマニンアルリフラはしっかり出遅れるし、
ルガルもペアポルックスもぜんぜん出ていかず、
全て外してしまいました。
結果的に前残りでの決着だったので、
めちゃくちゃ悔しいです。
8歳馬のJRA・G1制覇は5頭目。
過去にはカンパニー(09年天皇賞・秋、同年マイルCS)、
香港のウルトラファンタジー(10年スプリンターズS)、
キンシャサノキセキ(11年高松宮記念)、
18年グレイスフルリープ(18年JBCスプリント※この年はJRA=京都で実施)の4頭だそうです。
カンパニー(ミラクルアドマイヤ産駒 - トニービン系)という例外は置いといて、
他の馬は短い距離のレースで8歳が勝っているのは興味深いですね。
カンパニーが8歳で無双したのは、
音無厩舎のスピードを鍛える調教と、
トニービン、サドラーズウェルズの晩成系の血統が相まってハマった特殊ケースとして
度外視するしかないと思っています。
8歳馬の活躍はGIだと1200mに限られることを思うと、
有馬記念や天皇賞・春のような長距離では8歳は切っていいという仮説に辿り着くんですが、
8歳で長距離GIに強い馬はこの先で現れるんでしょうか。
血統的にいうとスクリーンヒーロー産駒は
モーリスも古馬になってから強かったし、
晩成傾向は間違いないですね。
騎手のレース後コメントを、下のコメント欄に載せています。
現場からは以上です。
■過去の記事
■競馬ノートからおすすめの競馬本
神の馬券術 年間収支をプラスに変える43の奥義 / キャプテン渡辺
ウイニング競馬でおなじみ、キャプテン渡辺さんの著書です。
ジャンポケ斉藤さんのように不倫したりせずに、
結婚した後もまじめに夫として競馬好きな芸人としてこれからも頑張って欲しいです。
ジャンポケ斉藤さんは群馬・高崎でバームクーヘンの販売がんばっているみたいですね。
離婚はしないんでしょうかね。
スプリンターズステークス2025
返信削除騎手レース後コメント
ヤマニンアルリフラはゲートでぶつかって開くのが遅くなったみたいですね。そりゃあ出遅れるわ。
1着 ウインカーネリアン (三浦皇成騎手)
「(ここまでを振り返って)長かったですね。この馬とコンビを組んできて、この馬が一番走れるリズムを知っているのは自分だと、自信を持って、枠順に関係なく、一番走れるリズムだけを考えていました。(直線の競り合いは)『頼む、カーネリアン頼む』とそれだけでした。追いながら、この馬と長くコンビを組んできてのいろいろなことが思い出されて、8歳という年齢で、チャンスも少なくなってきて、何とかここは勝たせてあげたいと思って追っていました。」
2着 ジューンブレア (武豊騎手)
「狙っていたレースはできました。馬は良くなっていましたし、惜しかったです。それでも力は出せたと思います」
3着 ナムラクレア (クリストフ・ルメール騎手)
「いいスタートを切って、好きなポジションを取れました。サトノレーヴの後ろで丁度いい感じでしたし、最後外に出してからもいつも通りの脚でした。前の馬がマイペースで行っていて届きませんでしたが、今日は本当のナムラクレアでした」
4着 サトノレーヴ(J.モレイラ騎手)
「いいスタートを切り、いいポジションで競馬ができました。道中の行きっぷりも手応えも良く、直線でスペースができると脚を使ってくれました。今日の馬場状態は前の馬に有利に働いた感じです」
5着 ヨシノイースター(内田博幸騎手)
「馬は凄く良かったです。押せば前に行けたのですが最後甘くなるので行かせすぎず、リズムよく運べました。最後まで一生懸命頑張ってくれて、3着争いに食い込んでくれました」
6着同着 ママコチャ(岩田望来騎手)
「凄くいいポジションで競馬ができました。原因はわからないです。結果だけが残念です」
8着 ピューロマジック(松山弘平騎手)
「スタートがしっかり決まって、馬の後ろでしっかり我慢ができました。作戦通りに良い競馬ができたと思います。残り1ハロンで一気に下がったのは坂(の影響)かなと思います。坂は得意ではないという印象です」
9着 カンチェンジュンガ (坂井 瑠星 騎手)
「前の展開でしたからね。馬自体の体調は良さそうで、最後まで脚を使ってくれました」
10着 トウシンマカオ(横山武史騎手)
「ゲート練習をしてくれていましたし、楽にポジションを取れました。道中は雰囲気が良かったのですが、最後止まったのは絶好調の一歩手前なのかなと思います。最近はズブさが出て、適性が1400m寄りになっていると思います。馬はよく頑張ってくれました」
12着 ルガル(川田将雅騎手)
「具合は凄く良かったのですが、全く進む気がないままでした」
13着 ペアポルックス(松若風馬騎手)
「見えない疲れがあったようで、スタートが決まりませんでした。展開も向きませんでした。返し馬でも上ずったような感じがありましたし、夏に続けて使った影響もあったかなと思います」
15着 ヤマニンアルリフラ(団野 大成 騎手)
「状態は良かったですが、ゲートが遅れてしまったので…」