Amazon Kindleで話題の本↑「競馬の教科書」を読みました。
感想ですが、一般の方が書いているので、
プロの競馬予想家の方が書く予想指南書とは一線を画していて
時間の限られた中でどのように回収率を上げていくかの戦略が書かれていて
とても興味深く読みました。
この方の予想スタイルは
他の多くの競馬ファンが参考にするような血統、調教、パドックなどは軽視して、
前走やトラックバイアス、レース映像に重きを置いているのが特徴でした。
Twitterで競馬の有名なアカウントを見ていると
トラックバイアスを重視しているものが多いと感じましたが、
この玉嶋 亮さんの影響なのか、
逆に玉嶋 亮さんがTwitterの影響をどっぷり受けているのかもしれません。
あと玉嶋さんはコーナーリング力を重視するようです。
デアリングタクトについて触れている箇所があり、
デアリングタクトはコーナーリングが下手なので三冠馬でも
この先はGIで厳しいかもしれないと書かれていて、
実際にそうなっているのでなるほどなと思いました。
個人的になるほどなと思った箇所は以下です。
*単勝予想を重視されていて、単勝を目指すことで予想精度があがる。逆に複勝の予想をすると甘くなってしまう。
*距離とメンバーレベルは常に2000mが高い。能力のある馬は2000mを想定して新馬戦からローテーションを組んでいき、逆にそこで勝てないと距離変更する場合が多い。
例としてヴィクトリアマイル2021では高松宮記念(1200m)から距離延長してきたレシステンシアより、
中山牝馬ステークス(1800m)から距離短縮してきたランブリングアレーを評価したという話が書かれていて
なるほどなと思いました。
興味ある人は是非読んでください。
亀谷さんが出す本よりよっぽど勝ちのある競馬本だと個人的に思います。
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