2020年2月23日日曜日

【コラム】クロノジェネシスの成長っぷりがすごい。馬体重でわかる成長ぶり。

2020年の京都記念(GII)はクロノジェネシス(バゴ産駒)の快勝でした。



いや~しかし、クロノジェネシスの何が面白いって、

この成長ぶりですよね。

オークスまではとても地味な印象でしたが、秋華賞でガラッと成長した強い姿を見せてくれました。

そして馬体重も露骨に成長を物語ってるんです。





*クロノジェネシス主要レース 馬体重

2歳時

新馬戦-440kg

アイビーステークス-436kg


3歳時

桜花賞-434kg

オークス-432kg

秋華賞-452kg (初のGI制覇!)

エリザベス女王杯-448kg


4歳時

京都記念-460kg (重馬場をもろともせず快勝!)



オークスから秋華賞で、プラス20kg。

競馬場にいてたら絶対太いと考えて外してしまいそうですが、

結果を見るとその20kgは確実に成長分でした。

さらに体重が増えた4歳時の京都記念も快勝。

次は大阪杯に参戦が予想されますが、

個人的に馬体重が460~470kgでクロノジェネシスが出てきたら、

迷わず軸馬にしたいです。







ちなみに他の馬の馬体重ってどれくらい成長するもんなの!?

と思い、調べてみました。

(とりあえずクロノジェネシスと比較しやすいように牝馬にしましたよ。)





リスグラシュー (ハーツクライ産駒)

2歳時

新馬戦-432kg

3歳時

桜花賞-436kg

秋華賞-438kg


4歳時

東京新聞杯-448kg

アイルランド府中牝馬-460kg

エリザベス女王杯-462kg


5歳時

宝塚記念-460kg

有馬記念-468kg



やはりリスグラシューも、クロノジェネシス同様に、馬体重が2歳~3歳時から古馬になって全盛期を迎えるころまでに約30kg増えましたが、

クロノジェネシスほど急激に馬体重は増えていないですね。






この馬もみなさんやはり気になるでしょう!


アーモンドアイ (ロードカナロア産駒)

2歳時

新馬戦-472kg (ニシノウララに負けての2着です。)

未勝利-466kg


3歳時

桜花賞-462kg

オークス-466kg

秋華賞-480kg (牝馬クラシック3冠達成!)


4歳時

安田記念-484kg (不利もあり、3着に敗れています。)

天皇賞・秋-480kg

有馬記念-486kg (リスグラシューに完敗)



クロノジェネシスやリスグラシューが古馬になるまでに20kg~30kgの馬体重を増やしている中、

アーモンドアイは約10kgくらいしか増えていないのが特徴ですね。

早合点は禁物ですが、ロードカナロア産駒は早熟なのかな、とか考えてしまいます。









馬体重を見て、馬の成長具合を予想するのは面白いですね。

コメント欄に、牡馬の馬体重の変遷も記載しましたので、興味のある方は是非読んでください。

4 件のコメント:

  1. 【追記】

    牡馬も見ておきましょう。


    *ディープインパクト

    2歳時

    新馬戦-452kg


    3歳時

    皐月賞-444kg

    日本ダービー-448kg

    菊花賞-444kg


    4歳時

    天皇賞・春-438kg

    宝塚記念-442kg

    ジャパンカップ-436kg

    有馬記念-438kg


    すごい、ほとんど馬体重が増えていない。
    というか新馬戦が1番重い。

    そりゃ産駒が早熟と言われるのもうなずける。

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  2. ディープインパクト産駒でも調べてみました。

    ディープインパクト産駒の勝ち頭、ジェンティルドンナの馬体重の増減・成長を見てみましょう。

    2歳時

    新馬戦-474kg
    未勝利-470kg

    3歳時

    桜花賞-456kg
    オークス-460kg
    秋華賞-474kg

    4歳時

    天皇賞・秋-470kg
    ジャパンカップ-470kg

    5歳時

    ジャパンカップ-472kg
    有馬記念-470kg


    やはりお父さんのディープインパクト同様に馬体重が古馬になっても増えてないですね。






    ちなみにディープインパクトの兄であるブラックタイド産駒の代表馬キタサンブラックについても調べてみました。

    3歳時(デビューが3歳です。)

    新馬戦-510kg
    スプリングステークス-504kg
    皐月賞-510kg
    セントライト記念-532kg
    菊花賞-530kg

    4歳時

    天皇賞・春-524kg
    ジャパンカップ-536kg
    有馬記念-536kg

    5歳時

    天皇賞・春-536kg
    天皇賞・秋-542kg
    有馬記念-540kg

    ディープインパクト産駒と違い、しっかり馬体重から成長が見受けられますね。

    クロノジェネシス同様に3歳の秋に本格化した印象があります。

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  3. 【追記】

    先日、クロノジェネシスについて詳しい方に話を聞いてきたのですが、エリザベス女王杯2019年のときは、秋華賞から期間も短かったので、馬にストレスがかかり、かなりカッカッとしていたと話されていました。パドックでも荒れていたようですね。

    あまり使い詰めるとよくない馬のようです。そういう意味でも京都記念からの大阪杯は十分に間があいて、よさそうです。

    大阪杯でのライバルはサートゥルナーリア、ダノンキングリーですね。

    もしかするとアーモンドアイがドバイを回避することになったら大阪杯に参戦することがあるかも!?との噂もありますね。

    そうなるとアーモンドアイとクロノジェネシスの夢の直接対決です。現役牝馬最強馬が決まります。

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  4. 【追記】

    クロノジェネシスは大阪杯でラッキーライラックに負けてしまいましたが、宝塚記念でリベンジのチャンスですね。

    大阪杯ではラッキーライラックが内枠だった分、負けてしまった印象です。宝塚記念は良い枠ひいてほしい。(ラッキーライラックは大外いってほしいところ。)


    あとクロノジェネシスの半姉のノームコアはヴィクトリアマイルで3着でした。地力ありますね。母クロノロジストは名牝です。今後も良い馬が生まれてくる予感です。特に子どもが牝馬だったときに期待です。

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